相川佐藤建築設計事務所一級建築士事務所
commitment
私たちの住まいづくりのお約束
自然素材によるシンプル・モダンな住まいづくりをします。 男女ペアならではの相談しやすさがご好評いただいております。十分なヒアリングをもとに、豊富な経験と実績をもとにじっくり設計します。二世帯住宅と狭小住宅、リフォームは実績が多く、ご希望を叶えます。
1. 初回設計提案いたします
理想のイメージをお話しください。形のまだない希望を一つーつ形にしていきます。相談にお越しいただいた中でご希望される方には、設計契約をする前に住まいの提案をいたします。まずは一度、具体的な敷地に対してご提案します。 2週間ほどお時間をいただき、簡単な平面図、立面図、断面図等と模型で提案をいたします。提案時には、大凡の総工事費やスケジュールなど家づくりのイメージもお伝えし、家づくり第一歩のお手伝いをいたします。その後、ご自宅で検討いただき家づくりのパートナーをお選びください。また、敷地が未定な場合には、土地探しのお手伝いやアドバイスをさせていただきます。
何も決まっていないが家を建てたい人、そろそろ家を建てたい人、住宅展示場で違和感を感じた人、自分らしい住宅を手に入れたい、ハウスメーカーの仕様では満足しない人、リフォームして両親と一緒に暮らしたい人、とにかく丁寧に話を聞いてほしい人……などなど、具体的なことはこれからの方も、初歩的な疑問へも丁寧に対応やアドバイスなど随時お応えします。
2. フルオーダーの家づくりを
ハウスメーカーや工務店に相談しても、手応えを感じなかったり納得できなかったりすることがあります(そうでない方もたくさんいるでしょうが……)。それは、あなただけの求めを理解し応えることができないからかもしれません。ハウスメーカーや工務店は、より多くの人に向けて住まいを企画します。人はひとりひとり違います。それぞれが自分らしさを大切に、尊厳を持って暮らしていくことが、本来の人間らしい生活です。私たちはひとりひとり違うということが、まずはとても大切だと考えます。
ですから、住まいづくりで効率を求めることは一つの選択肢ですが、長い人生を過ごすためには、もっと大切にすべきことがあると思います。そんな理想と現実に向きあうちゃんとした家づくりをします。家づくりは何かを決めることです。決めるために考えて、出る答えをひとつひとつ見つめていくことが大切です。間取りからドアノブまでフルオーダーです。あなたの予算で叶えたいことをすべて形に。
3. あなたのための住まいを
私たち建築家にも、好みや希望があります。その好みや希望は、社会の中にあって初めて意味を持ちます。ですから、私たちの好みや希望をそのまま実現するのではなく、社会での拠り所をつくりながら時間をかけて積み上げていくのが住まいの設計だと思います。
そして、家として単に性能が高いことや過剰な便利さ、飽食のような度を越した贅沢さが良い住まいだと考えてはいません。少し不便かもしれませんが、人間の本能に近いシンプルでナチュラルな喜びを大切にしたいと思います。
それは性能値の優劣ではないと思います。長く変わらない部分と更新していく部分が並列されるものです。そうしたことを共有していただくための設計のプロセスを大切にしたいと思います。打合せをきちんと行い、一緒に悩み考えます。
4. 住まいづくりの夢を実現する提案力
建主さんが家づくりを終えて住まい始めたときの反省点としてあげるのは何でしょう。SNSなどを見ると、細かいスイッチ位置やコンセントの数、トイレの窓や勝手口の有無などが挙げられたりします。そうしたことは、実際に生活が始まったときのイメージの欠如かもしれませんし、十分な打合せができなかったからかもしれません。せっかくの自分自身のための家づくりなのにもったいない話です。
私たちはプロとして、間取りや外観デザインなど大きな枠組みから、細かいスイッチやコンセントまでのすべての希望に耳を傾け、実現します。
希望を夢で終わらせないために、まずはお話を伺います。希望実現が難しい場合には、それ以外の方法で解決できないかを探ります。経験的に、しっかりと時間をかけて検討を重ねれば、解決できない問題はなく、新しい捉え方や新しい考え方が見つかります。それはプランの修正・変更かもしれません。新たな造作家具の提案かもしれません。壁や窓位置の変更、素材や色、テクスチュアの変更かもしれません。先達の知恵を動員しながら、安全・安心のネクストアイディアを目指します。建築家ならではのワンランク上のデザインと提案力で答えます。
5. 心地よく快適な暮らしを
心地よいとはどういうことでしょうか? 決して性能の数値が高いということだけではないはずです。例えば四季の断片を感じられるような涼しいけれども暖かく感じる瞬間や、寒くとも穏やかな感じの感覚があります。締切って空調を効かせるだけが、快適ではなく、過剰な敏感さに追従するように性能の数値を追うことでもないと考えています。住まい手のために、心地よさの源泉を求める家づくりをします。
そして時に無駄に見えるものにも意味を見出します。そこにも、意味や可能性を感じながら、遊びのある家づくりをします。シンプルモダンで機能が高く、血の通った心地よい緩さを忘れない住まいづくりを目指しています。
6. 性能も犠牲にしない家づくり
健康で安全に暮らせる家づくりを常に心がけています。それぞれの自然素材の特性を生かしながら取り入れます。これまで漆喰、珪藻土、土佐和紙、紙クロス、ベンガラ、柿渋、ジントギ、焼杉などを取り入れてきました。
熱環境に考慮した工法、耐震性にも配慮した構造を選択しながら、メンテナンスなど将来のためにバランスを大切にします。
家づくりは予算が前提になります。見積もりではバランスをとしながらVE(value engineeringの略。建物の機能を維持しつつ、コストを削減すること)をいたします。
7. 寿命の長い住まいを
せっかくのフルオーダーの住まいです。愛され経年変化を楽しみながら長く住んでいただきたいと思います。そのために飽きのこないシンプルなデザインにこだわります。流行り廃りに関わらない住まい。奇抜なことを目指さないデザインを目指します。
そしてメンテナンスができる材料を選びます。それは、経年変化に耐えることができる材料です。経年によって古びてしまいみすぼらしくなるのではなく、味が出てくる素材をできる限り選択したいと思っています。そして、その材料が破棄されることになった時にも、できる限り自然に帰っていける材料であることを望んでいます。
(2024年1月28日記)